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SSS-PCを興味のある方に試用していただくために、 試用アルファリリースパッケージを作成しました。

CD image
2004/1/5
SSS-PC 20040105 (383,451,136byte), md5

2003/12/25
20031215 以前のバージョンについて、 UNIX 互換 libc に比較的重大なバクが見つかりました。
20031215 以前のバージョンをお試しいただいている方は、 なるべく最新版と入れ換えてお試し下さい。

Documents
2003/12/02
SSS-PC ユーザ ガイド 第1.0版 (258,080byte)
SSS-PC プログラマーズ ガイド 第1.0版 (379,417byte)

この試用アルファリリースパッケージには以下のような制限があります。

  1. 4 ノードまでにクラスタノード数が制限されています。
  2. 外部委託ファイルシステムしかファイルシステムは使えません。
  3. eepro100が1portついたPCのみを対象としています。 ただし、MBCF用としてGbE:SK-9843を追加することは可能です。
  4. SMP対応はされていません。SMPノードはシングルCPUノードとして動きます。
  5. Xサーバは起動しません。(Xクライアントを動かすことは可能です)
  6. UNIX互換libcの互換性にまだ制約がある(pty,UNIX-domain socketがまだない)。
  7. TELNET については現在のところ認証系が実装されておりません。 ユーザーID/パスワード無しでログインできてしまうため、セキュリティ上、 外部から telnet (port 23) でアクセスできる環境にクラスタノードを設置しないようご注意下さい。
  8. マニュアル関係の整備が不十分です。
以上の制約をご理解の上、楽しんでもらえれば幸いです。 お気づきの点やバグレポートがあれば、ぜひ info@ssspc.org までお送り下さい。可能な限りバグには対応したいと考えております。

なお、1,2,3,4に関しては制約を解除したバージョンがご用意可能です。 興味のある方は info@ssspc.org または info@isll.co.jp に御連絡ください。 研究目的等であれば、制約解除版の無償提供もご検討させていただきます。

また、5,6,7 に関しては改良版が開発され次第、無償リリース版もしくは 試用リリース版として公開する予定です。カーネルのソースコードに関しても 他OSとの機能的差異を維持するのに不要な部分は、著作権表示等の整備や 恥ずかしいコメント等を取り除いた後に、アプリケーション開発の便宜のために 公開していきたいと考えています。 ただし、コード公開のための整備の優先度はそんなに高くありません。 カーネル自体の開発にオープンソース開発がなじむと思っておりませんので、 悪しからず。

腕に自信があって、今すぐカーネルコードをいじりたい人はぜひ 開発チームに参加して下さい。そういう方はいつでも大歓迎ですので、 ご連絡をお待ちしております。


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(c) 2003 SSS-PC Project Team.